1. 2024年4月1日から乳幼児と小児予防接種の内容が変わります。
4月1日以降に予防接種初回接種対象のお子様から四種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ)に代わり、ヒブを加えた五種混合ワクチンを接種することになります。
- 2024年3月までに四種混合とヒブワクチンを接種された方は従来通り四種混合とヒブワクチンを定期接種します。
- 接種の際に五種混合の予診票をお持ちでない方は四種混合の予診票で代用します。
- ヒブワクチンの予診票は使用しませんので、五種混合ワクチン接種対象者はヒブワクチンの予診票をお持ちいただく必要はありません。
4月1日から従来の肺炎球菌13価(プレベナー13)が肺炎球菌15価(バクニュバンス)に切り替わります。これは初回〜3回目接種まで肺炎球菌13価(プレベナー13)を接種されてきたお子様も切り替わります。
大田区に住民票がある小学校6年生から高校1年生相当の年齢の男児に対するヒトパピローマウイルス(HPV)予防ワクチンの公費予防接種が始まります。
HPVは中咽頭癌や肛門癌に加えて性感染症である尖圭コンジローマを引き起こすウイルスであり、4価HPVワクチンは前述する疾患の発症に関与するHPV6、11、16、18型の感染に対し予防効果があります。
HPVは女性の子宮頸癌の発症に強く関与しています。感染する可能性が低い10代前半のうちにHPVワクチンを接種することで男性自身だけでなく、未感染のパートナーの発症率の減少が期待できます。
- 接種間隔は初回、初回接種から2ヶ月後に2回目、初回接種から6ヶ月後(かつ2回目から3ヶ月以上空ける)に3回目接種となります。
- HPVワクチンは男女ともに完全電話予約制です。男子用の予診票は当院でご用意しています。接種希望者は予診票を受け取りに来られる際に母子手帳と大田区民であることがわかるもの(乳幼児医療証等)を示してください。
2. 月曜日の診察を原康一郎先生(日本大学小児科)に代わり田村豪良先生(日本大学小児科)が担当します。